深夜に合流し現地入り。
翌朝、奥タボススキー場の駐車場(無料)で荷物の最終チェック^_^
今回はテントでの1泊2日♪
自分はスノーボード。バレイさんはスキーです^_^
リフトを1本乗り〜ゲレンデトップにw
リフトを降りるとスキー場のウリでもあるスノーキャットが^_^
別途申し込めば、根子岳の山頂手前まで運んでくれます(3300円)
バレイさんは雪上車に興味津々! 乗ってみたいオーラがっw
とはいえ、ますばハイクアップして避難小屋周辺に幕営するのが先決。。
雪猫の通り道ではありますが、途中下車とはいかない上〜お高いので諦めます^^;
登山届けを出そうとポストを探すも見当たらない?
キャットツアー客用の下山確認ポストだけがある?
ツアー受付棟で聞いてみると、こちらでも登山届けを預かれますとの事で提出。
後に確認したところ、登山ポストは現在設置されていないらしい。
チケット売場等の窓口でスタッフに提出して下さいとの返答でした。(2015.2.15時点)
そしてふと〜ツアー受付窓口に気になる文字を発見!!
本日 山頂悪天のため避難小屋まで⁉︎
しかも1,000円ポッキリ〜!w
何とも好都合なプラン掲示ですw
ちなみに歩くと40分ていどの区間でしょうか。
相談した結果・・・、雪上車を初体験することに♪
メカっぽい乗り物に感動^_^
振動はかなりあります。。
長いベンチのようなイスに横向きで座りますw
天井にはトラロープの手すり? その必要性がすぐにわかりました。。
斜面を直登で走行 → お尻がジリジリと車内後方に滑っていく(笑)
掴まっていないと後ろの人は圧迫されちゃいますネ^^;
こうして避難小屋に到着^_^
ちなみに建物の中もチェック。
シャッター式の入口。
だるまトーブが中にありましたw
不測の事態も考え、避難小屋のそばにテントを張ります。
テント内の荷物を整理整頓〜。
凍らせたくないものはシュラフの中へ。
ひと息入れ〜、いざ根子岳山頂を目指し出発!
自分は板を背負いスノーシュー。
バレイさんはスキー板にシールを付けて登ります^_^
遠方には北アルプスが見えます♪
山頂の方は残念ながらガスってます^^;
雪上車が通らないこともあって、バーンは綺麗でフカフカww
帰りの滑走が楽しみです^_^
やがてスノーモンスターが出現!w
ここでスノボ板をデポ。山頂はすぐそこ!
そうして〜〜
根子岳のピーク(標高2,207m)に到着w
山頂の祠に手を合わせます。
↓山頂の様子をどうぞ!
ガスで眺望はイマイチですが大満足です♪
ここ根子岳はなだらかな山容をしています。
それでもゲレンデトップからの高低差は600mくらいあります。
ひと休憩し〜それでは下山^_^
待ちわびた滑走です♪
フカフカのサラサラ〜w
景色を眺めながらの滑走は気持ち良いです^_^
ただ風の抜ける場所はカリカリ。
雪質に合わせ重心とエッジのかけ具合を使い分ける。
下手くそな自分は〜滑りながらの見極めが難しい^^;
もっと経験と練習が必要ですネ(汗)
楽しい時間はあっという間! テン場に到着^_^
ハイクアップに約1時間半、帰りの滑降はわずか15分ていどです。
板を外し、ビーコンのスイッチをOFF。
ホッとひと息です♪
いやぁ〜雪のコンディションがよくてラッキーでしたァ!
のんびりしつつ〜アルコールで乾杯w
のんびり時間は流れ〜だいぶ陽も落ちてきました。
美しい景色にウットリ♪
体が冷えてきたのでダウンを羽織る。
そうして陽が沈み、静かな夜を迎えるのでしたw
この頃から雪がかなり降りはじめます。
そろそろ晩ご飯の準備へ。
共同の炊事場用にツインポールのベータライトを持参。
…がっ、すっかり酔いがまわり設営が億劫になってしまった^^;
そんなこんなで〜避難小屋をお借りすることに。。
雪を溶かし水作り。
今宵は鍋三昧〜!w
寒鰤と白子の海鮮鍋!w
完食したあとは鶏肉と餅を煮込み、柚子胡椒で♪
そして最後は豚肉でキムチ鍋〜!w
どれも美味しい!! 体が温まります♪
食材から何までご用意いただいたバレイさんに感謝w
ご馳走様でした!^_^
食後はテントに戻り、それぞれの時間を過ごします。
フライに落ちる雪の音♪ 風はほとんどありませんw
携帯で今後の気圧配置と寒気をチェック。
もう少し天候回復が早まるかと思っていましたが・・・、
当初の予報は外れる〜〜。まぁ仕方ないですネ^^;
降雪量を定期的にチェックしつつ〜就寝Zzz
そして翌朝…。
少し積もりましたネ^_^
入口反対側は雪がモッサリw
ちなみに真夜中〜何度か屋根を内側から叩き雪おろしw
さらにベンチレーションが塞がっていないかの確認も。
もしテントがすっぽり雪に覆われれば〜寝ながら酸欠になることもあります。
今朝も気温がだいぶ暖かいです^_^
6時のテント前室内気温はマイナス5〜6℃くらい。
ちなみに昨晩のテント内気温はマイナス10℃くらい。(22時時点)
前日に比べ全体的に5℃くらいは高いです。
雪はまだまだ降り続けている。
あたりはガスが酷く視界はかなり悪い。。
朝一で根子岳に登りファーストトラックを狙いたいところでしたが中止(泣)
しばらく天候を見守ることに。。
昨日の残りもので朝食をアレンジ♪
食後はのんびりと過ごすも〜天候は回復せず^^;
仕方が無いのでテントを撤収。
下山することにしま〜す。
う〜ん、ほとんど見えない^^;
なんとなく右側に木があるのが見えるていど。。
数メートル先の傾斜はおろか、表面の起伏すら把握が難しいです。
残念ですが滑走を断念。自分のスキルでは危ないので無理です。
ただでさえテント一式背負っての滑走は大変ですからネ。
フカフカの雪に指を咥え〜スノーシューに履き替えます(泣)
スキー板のバレイさんは自分の歩きに合わせ並走していただくことに。
視界は相変わらずですが〜とても幻想的です♪
そう思える余裕があるのは、等間隔にポールが立っているおかげですネ。
しっかり整備されたコースに感謝です。
↑こうしてゲレンデトップに到着。
リフトの降り場が霞んで見えます^^;
板に履き替えて真っ白なコース内を恐る恐る〜滑り降りますw
そしてゲレンデ下に帰ってきました。
う〜ん、やっぱり真っ白けっけ^^;
もしコース内で接触事故でもあったら二次災害が起こりそう。。
とはいえ、無事に下山しました♪
最終日は残念なお天気となりましたが自然相手なので仕方ないですネ。
これもまた良い経験となりました〜。
帰りにバレイさんと蕎麦屋に寄り昼食♪
こうして現地解散となりましたw
たっぷりの雪を感じることができた2日間!
ご一緒いただいたバレイさん、本当にありがとうございました^_^
追記
最近ニュースなどで雪山の遭難事故が報じられる中、一部で耳にする「バックカントリー」という言葉。
もし遭難して救助要請ともなれば自己責任という範疇では収まりません。捜索には二次災害のリスクが伴い、沢山の方々に迷惑をかけることになります。
また山岳保険等に入っていなければ、生死に関係なく家族に膨大な捜索費用がのし掛かるケースが少なくありません。
遭難者の中には経験と装備を備えていた方から、一方では安易な気持ちで足を踏み入れた者もいたりと・・明らかに幅があるように思います。
もちろん安易な行動により招いた事故は自業自得。弁明の余地はないかと思われます。
そういった様々なケースが報道がされる中、バックカントリーを「悪い」イメージに持たれる風潮も少なからず感じています。
なので自分なりの認識を語りたいと思います。
そもそもバックカントリー(スキー、スノボ)とはコース整備されていないスキー場の管理区域外などで行うもの。スキー場が隣接していない山もフィールド対象となります。
大概は私有地ではない国立公園などのエリアで行われていると思います。
スキー場によってはバックカントリーをする者のために専用の入山ゲートや登山ポストを設けています。(ニセコ、かぐら等)
ルールに乗っ取り管理区域外に出ることは決してダメなことではありません。
そしてスキー場の外だからといって何でもありの無法地帯ではなく、危険区域や雪崩発生地、立入り禁止や滑走禁止区域への進入はルール違反です。
またスキー場コースからロープをくぐって管理区域外に進入する行為もルール違反です。
通常バックカントリーをされる方はこういった基本ルールをきちんと守っています。
そしてどんなに塾練しスキルや体力、装備があってもコンディションは刻一刻と変化。
常に危険と隣り合わせに変わりはありません。
事前の準備とリスクマネジメント、現地の情報収集や判断、そして雪山への敬意を怠ればリスクは更に上がると思います。
冬の山は厳しさと裏腹に素晴らしい世界も持ち合わせている。
山頂まで登り、帰りは滑降して下山するという行為は昔からあり、スノボよりも山スキーの方が歴史は長い。
降り積もった雪原を沈み込まず歩くための浮力として、スノーシューやスキー板、あるいはワカンといった選択肢があります。
また滑る行為そのものについても、登山が目的で滑降はあくまで下山の手段であったり、あるいは滑走が目的でのハイクアップ(登り)だったりと人によって様々。
広義の意味ではバックカントリーと山スキーは同じように捉えられていますが、登る目的から見て取れるようにスタイルには違いがあるように思います。
自分は山屋でもなく、本格的なバックカントリーは皆無。経験も乏しい初心者です。
そのため認識は事実と違っているかも知れませんのであしからず。。
至らない部分は多々ありますが、マナーやモラルにも配慮し、今後も安全第一の外遊びを心掛けたいと思います。
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